株式会社Blue Nova Creators of トモズトラベル

香港の中心部・セントラル。
毎週日曜日、街の一角に“もうひとつのコミュニティ”が現れます。そこで暮らしを支えているのは、家族の未来のために母国を離れ、家事労働に従事する女性たち。

時給400円前後という厳しい環境の中でも、彼女たちは前を向き、それぞれの夢を話してくれました。

本作では、香港社会における外国人労働の実情と、そこで生きる人々の声を現地取材を通じて記録しています。

中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかけた直後。
奈良の観光地では、それでも日本を訪れる人々の姿がありました。

政治状況が揺れる中、
彼らは何を感じ、なぜ日本を選ぶのか。

実際に日本に来ている中国人観光客へ
現地で直接インタビューを実施しました。

観光地の空気、現場の声、
そして公的データから見える“いまの日中”を
重ね合わせて記録しました。

重い税負担、複雑な制度、
そして、挑戦する人へのまなざし。

世界で事業を展開する経営者たちの中には、
拠点を日本から移す決断をする人も少なくありません。

本作では、国内外でビジネスを築く経営者に
「なぜ日本を離れようとするのか」
その背景にある率直な思いを伺いました。

税や制度という数字の裏にある、
個人の葛藤と未来への視線。

一つの視点を通して見えた、
“働く国ニッポン”の現在地を記録しました。

日本経済の転換点と言われる今。
どんな視点で未来を捉えるべきなのか。

35年以上にわたり海外で事業を展開してきた経営者・松井健一氏に、
国際ビジネスの現場で培った視点から
いまの日本政治と経済をどう見ているのかを伺いました。

政治報道だけでは見えてこない、
“海外から見た日本”という視点から
率直な言葉で語られたインタビュー記録です。

商業・観光の中心地として輝く梅田や難波。
その一方で、市内には生活保護受給者が
全国でも最大規模となっている地域があります。

華やかな都市のすぐ裏側で、
なぜ深刻な困難が生まれるのか。
どのような歴史と政策が影響してきたのか。

本作では、西成・生野エリアを訪れ、
現地の空気とともに、
大阪が抱える社会課題の背景を記録しました。

大阪・心斎橋、京都、ニセコ。
日本の観光地に、再び中国語が響きはじめています。

政治やニュースが伝える関係性とは別に、
実際に日本を訪れる人々は
どんな思いを抱いてやって来るのか。

日本を旅する中国人観光客に
現地で直接お話を伺い、
彼らが見ている日本、
そしてそこにある感情を記録しました。

創業289年の老舗味噌屋を、
年商2億円から200億円へ。

伝統を守るだけではなく、
進化させるという選択によって
劇的な成長を実現した経営者がいます。

しかし、その成功は
税制と社会のまなざしにより
厳しく問い直されることとなりました。

最高裁まで争った先で、
彼が気づいた日本の構造とは何か。

本作は、一人の挑戦者の軌跡を通して
この国が抱える課題と、
それでも前へ進もうとする意志を見つめた
インタビュードキュメンタリーです。

千年の都、京都。
豊かな文化と四季の美しさに惹かれ、
世界中から人々が集まります。

しかし、その賑わいの裏では
地元で暮らす人々の生活や
街の営みが揺らぎ始めています。

実際に現地を歩き、
商いを続ける方々の声に耳を傾けながら、
観光の“光”と、
その影に潜む変化を記録しました。

高度経済成長期、
全国の憧れを集めた巨大ニュータウン。

入居倍率は100倍超。
「ここに住むこと」が未来の象徴だった時代があります。

あれから半世紀。
現地の方々への取材とともに、
多摩ニュータウンが歩んできた歴史といま、
そして未来への試みを記録しました。

かつて“アジアの楽園”と呼ばれた島。
いまその街を歩くと、
聞こえてくる言語も、通貨も、
いつの間にか変わりつつあります。

観光の追い風がもたらす華やかさの裏で、
ひっそりと進む人口の変化、
そして暮らし方の変容。

現地の方々への取材を通して、
島に吹き込んだ新しい潮流と、
そこに息づく光と影を記録しました。

きらびやかな摩天楼が並ぶ国際金融都市・香港。
その一方で、街の片隅には
人ひとりが横になるのがやっとの空間で
暮らしを営む人々がいます。

なぜここまでの住環境格差が生まれたのか。
土地、経済、社会政策──
複雑に絡み合う課題の現場を確かめるため、
現地の支援団体の方々とともに、
住まいの実態に向き合いました。

輝く都市の影に隠れてきた生活の現実を
当事者の声とともに記録しました。

抜けるような海、白い砂浜。
訪れる者を魅了してやまない宮古島は、
いま “日本最後の楽園” と呼ばれています。

しかし、華やかな観光の陰で、
島で暮らす人々の生活には
静かな異変が忍び寄っています。

本作では、現地の方々への取材と
足で集めた景色をもとに、
観光バブルの光と影に向き合いました。